- 「開業届を作るときお金ってかかるの?」
- 「開業するのにかかる費用はどのくらい?」
- 「どのように開業届を作るのか、記入必須事項等も解説してほしい!」
本稿ではそんな疑問を解決していきます!
本記事を書いている僕は
大学生、19歳(未成年)、事業所得ほぼゼロの状態で開業しております。
本稿は実際に僕が開業届を作成したときと全く同じ流れで書き方を解説していくのでご安心下さい。
- 学生
- 収入ゼロ
- これから本気で頑張りたい人
どんな人でも開業は可能です。
それではさっそく内容に入っていきます▼
記事の内容
- 開業するのに費用はかかるのか?
- 開業届を出すメリット
- 学生でもできる開業届の作り方
- 税務署への持参物など
記事の信憑性
目次
開業するのに費用はかかるのか?
よく、開業するのに費用はかかるのでしょうか?という質問を目にしますが、
結論、開業するのにかかる費用はゼロです。
開業届を作るのも無料
税務署に申請する際に費用が発生することもありません。
- 自分の事業(どんなに小さくても良い)
- 行動力
この2つさえあれば費用などゼロでも開業はできてしまうのです
僕はブログ×Webライターという形(ライター業)として開業しております!
開業届を出すメリット
開業届を出すメリットは3つあります
- 屋号で銀行口座を作ることができる
- 青色申告により、65万円の控除
- 事業としての証明ができるので、社会的信用が高くなる
1.屋号で銀行口座を作ることができる
開業届には “屋号”という、「事業の名前」をつけることができます
僕の場合は「屋号名:ガクセイランス大学」として開業しているので
「ガクセイランス大学」名義で、屋号付き銀行口座を作ることができます
屋号付き銀行口座を作ることで、プライベートとお仕事のお金管理がしやすくなったり、
お仕事の報酬を振り込まれるときに名義が「ガクセイランス大学」となっていると、信頼性も向上します。
屋号の書いている開業届の控えを持って銀行に行けば簡単に口座を開設することができます。
2.青色申告により、最大65万円の控除
開業届と共に “青色申告申請”をすることにより、
最大65万円の控除を受けることができる点も開業するメリットと言えるでしょう。
青色申告特別控除は、
「事業所得」または「不動産所得」を得る事業を営んでいる場合、
条件はありますが “最大65万円”を「所得金額」から控除することができます。
後ほど、開業届の作成方法と共に青色申告申請の仕方も解説していきます!
3.社会的信用が高くなる
開業届を提出したときに、税務署から「開業届の控え」をもらうことができます。
この写真は、開業届の控えになります▼
そして、この控えがあることで
- 屋号の銀行口座を作れる
- 融資を受けることも可能
- クレジットカード決済
などと、社会的信用を得ることもできます。
対外的な “信用”を得るために開業届を出すことも1つのメリットと言えるでしょう!
それでは実際に、開業届の作り方を解説していきます▼
学生でもできる開業届の作り方
開業届は大きく分けて2通りの作り方があります。
【1つ目】
国税庁のホームページから開業届を印刷して、必要な情報をペンで手書きする。
【2つ目】
開業freeeというサービスを使って、PCで必要な情報の入力を済ませた開業届を印刷する。
今回はとても楽に作れてオススメなので、2つ目の開業freeeを用いた開業届の書き方を解説していきます!
国税庁のホームページから手書きで作成したい方はこちらから
→引用 個人事業主の開業届出・廃業届出等手続き
開業freeeとは?
開業freeeとは、個人事業主として起業する際の届け出に必要な開業書類を、無料でカンタンに作成できるオンラインサービスです。
必要な情報をアンケート形式の画面に一度入力するだけで、開業書類が自動作成されます。
開業届以外の書類もまとめて一括で作成ができるので、面倒な記入作業も不要なのです!
そして、開業freeeを使えば、開業届を作るのと同時に “青色申告申請書”も作ることができるのです!
それでは、開業freeeで、開業届と青色申告申請書の2つを作成する方法を解説します
開業届と青色申告申請書を準備しよう!
さっそく、開業届と青色申告申請書を作成していきましょう!
1.開業freeeに無料登録
まずは開業freeeの公式サイトに移動して無料登録を行なっていきます
>>【開業freee(フリー)】
移動したら『無料で始める』をクリックします
次にメールアドレスとパスワードを入力していきます▼
これで開業freeeへの無料登録が完了です!
2.申請者情報の入力
登録が完了したら、申請者情報の入力を行なっていきます▼
3.業務に関する情報の入力
次に、業務に関する情報の入力を行なっていきます▼
主に仕事仕事をする場所はどこですか?
→自宅で仕事ができる人は『自宅で働く』を選択
どのような仕事をする予定ですか?
- 仕事の種類
→フリーランス - 仕事の概要
→ライター、Webサイト運営、インターネットビジネス及びそれに付随する業務
ブログ×Webライター開業をするのなら、上記を真似して入力してしまいましょう!
仕事の概要は「ライター、Webサイト運営、インターネットビジネス及びそれに付随する業務」としておけばとりあえずライター業に関しては問題ありません。
(僕も同じ業務内容で開業しています!)
4.屋号と収入についての入力
屋号の入力は任意となります。
開始する事業の名前のこと
個人の場合は、開業者の名前でもOK
僕は 屋号:ガクセイランス大学 としています!
収入については『事業所得』を選択し、自分でどのくらい稼げそうかを入力しておきましょう!
(※ここはただの目安なので、開業には関係ありません。)
5.確定申告の種類を選択
最後に確定申告の種類を選択していきます。
確定申告の種類
→青色申告55万円控除 を選択
ここで青色申告を選択しておけば、開業届と同時に青色申告申請届の作成も完了します。
開業届と青色申告申請書の作成完了
最後に、入力事項の確認を行なっておきます。
以下のようになっていれば学生でも『ブログ×Webライター開業』は可能となります▼
書類の提出をしよう!
開業届と青色申告申請書の作成が完了しています!
それではさっそく税務署で書類の提出を行なっていきましょう▼
1.書類の提出先を選択
自宅の最寄りにある税務署を検索して、提出先を決めましょう!
2.書類の確認と提出方法
次に先ほど作成した、開業届と青色申告申請書を確認しましょう!
『書類を確認する』のボタンから確認可能です!
そして、提出方法は『税務署で提出』を選択しましょう
3.書類を印刷して最終準備
作成した書類を印刷した後、マイナンバーの入力など、最終準備をしましょう!
印刷する書類は
- 出力された書類の内訳(説明書)1枚
- 開業届1枚
- 開業届の控え1枚
- 青色申請書1枚
- 青色申請書の控え1枚
の合計5枚です!
印刷したら、説明書に書かれた通りに最終準備を行います。
ここまでで開業届、青色申告申請、全ての準備が完了です!
お疲れ様でした!
お近くの税務署に今すぐ行こう!
開業に必要な書類が揃ったので、今すぐ先ほど指定したお近くの税務署へ向かいましょう!
税務署へ行く際の持ち物は以下の通りです▼
- 開業届
- 開業届の控え
- 青色申告書
- 青色申告書の控え
- マイナンバーカード
税務署では、最終チェックとして実際のマイナンバーカードと開業届に書かれているマインナンバーが一致しているかの確認が行われます。
マイナンバーカードの持参は忘れないようにしましょう!
そして、控えにもしっかり収受のハンコを押してもらいましょう。
(ハンコの押された控えは自分の開業を証明する大切な書類なので無くさずに保管しておきましょう。)
行動力さえあれば開業は可能である
開業はまだ自分には早いかな。
そう思って手を出さない方がほとんどです
蓋を開けてみると、費用もかからないし、難しい手順もないし、意外と簡単だったでしょう?
ビジネスは行動力が命です。
少しでも起業や開業に興味のある学生さんは、ガクセイランス大学と共に起業してしまいましょう!